ザ・ベンチャーズ (The Ventures) は1959年に結成されたアメリカ合衆国の、エレクトリックギターを主軸としたインストゥルメンタル・バンド。特に日本に於いてはビートルズと並ぶロックの祖とされる。
ベンチャーズが日本で人気が出たのは1965年の日本公演。彼らのその演奏だけのシンプルなサウンドはたちまち日本の若者たちをとりこにして、日本にエレキ・ブームを巻き起こし、低音弦をスライドさせて、ピッキングを行う「クロマティック・ラン」奏法(日本では一般的に「テケテケ」と呼ばれる)のサウンドと共に、「ダイアモンド・ヘッド」、「パイプライン」、「10番街の殺人」、「ウォーク・ドント・ラン」、「キャラバン」など、数々のヒット曲を生み出した。 彼らが本国アメリカで人気があったのは1960年代までで、1970年代にはほとんど無名のバンドに転落したが、日本では依然として人気は絶大であった。
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