

| メロコード | 688112 |
| クリエイター名 |
小笠原アキラ |
| 楽曲名 | ムーンライト伝説 |
| J−POP | DALI |
| アニメ・特撮 | 美少女戦士セーラームーン |
| その他 | ミュージカル 美少女戦士セーラームーン |
| コメント |
| 更新日 | 修正日 | 和音数 | バイブ連動 | ポイント | アクセス数 | 試聴数 | DL数 | DL率 |
| 08/08/09 | - | ![]() |
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2266 | 2231 | 9 | 0.40% |
| みんなの感想 [ 感想数:0 ] | ||||
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↓↓↓以下、曲の解説ではないです↓↓↓
「い、命だけは助けてくれ…! 埋め合わせならいくらでもする」
甘木は雨の中、袋小路に追い込まれ、誰とも分らない男に拳銃を突きつけられている。ついに河北組からの追っ手がかかったのだ。
このところ甘木は河北組に追われていた。組の、覚せい剤やアダルトビデオの取引現場を金銭と引き換えに警察に密告したのだ。借金で首が回らなくなったためだ。いや、金策ならほかにもいくらか手立てはあった。いつも甘木を馬鹿にする大組織にひとあわ吹かせられれば、との軽い気持ちで危ない橋を渡ってしまったのだ。
男は、甘木の命乞いに対しおもむろに口を開いた。
「俺は河北組の者じゃない。金で雇われただけだ。お前を見逃したって俺に何の得があるんだ? お前みたいなチンピラから河北組以上の金が出るとも思えん」
夜の裏通りに撃鉄を起こす金属音がカチャリと小さく響く。男の顔は街灯で逆光になってよく見えない。男の革コートの肩に降りかかる雨に光が当たって白い濁ったオーラを発しているようにみえる。
──俺の人生もここで終わりか…。
甘木はそう思ったとき、ある人物のことを思い出した。その人物はどこの組織にも属さず、破格の報酬と引き換えに人を殺すことを生業としているという。顔や本名は一切知られておらず、ただ一つ、妙な通り名が口伝えで広まっているのみ──
「──お前が『セーラームーン』か」
「中にはそう呼ぶ奴もいる」
男は──殺し屋・セーラームーンは、じりじりと甘木との間合いを詰める。何も言えないでいる甘木に向かって、セーラームーンはなおも話し続ける。
「怨むんなら、つまらん小遣い稼ぎを考えた自分を怨むんだな。月に代わってお仕置きだ。あばよ」
一瞬の銃声。
革コートに身を包んだ殺し屋は、水溜りの中に倒れている甘木の骸には目もくれず、夜の街へと歩き去った。